春のお彼岸

最近、全然書く暇がなく、こんなに日数が過ぎてしまった…


先日、3/24(土)にお墓参りに行ってきた。

春のお彼岸の最終日ということで、なんとかギリギリに行くことができた。


今回も、花を買い、朝一で会いに行く。

彼女のお義母さんにも会い、色々話した。


きっとお義母さん的には、お墓参りにも来てもらえて嬉しかったのだろう、色々話した。

僕もすごく嬉しいし、彼女の知らない部分を聞けるのは、やはり嬉しい。


ただ、その反面、こんなに良いご両親に対して、娘さんを幸せにできなかったことが、辛く。罪悪感がでてしまう。

いくら謝っても、もうどうしようもないのだから…


お墓参りも終わり、桜が咲いていたので、去年残念ながら出来なかった花見を急遽する。

独り言になっていたが、彼女に話しかけて、花見をする。

彼女は、となりにいてくれただろうか?

10回目の月命日

3/8は、10回目となる月命日。


今回も仕事が忙しく、午前中に行けなかったので、仕事終わりにお墓参りに向かう。


今まで何回も来ていたが初めて雨のお墓参りとなった…

いつものように花を添え、彼女の好きだったペットボトルのミルクティーを供える。


もう10ヶ月も経っちゃったよなんて、近況を話していた…

先月は、あんなに涙が出ていたのに今回は、先月に比べると落ち着いていた。

ただ、それが逆に彼女を忘れかけているみたいで嫌だった…


お墓参りを終え、彼女と何回か来ていたお店で食事をする。

隣の席にカップルが座ってきたが、やはり羨ましく思ってしまう…


去年は向かいの席に彼女が座っていたのにな…

彼女から告げられたこと

去年の今日3/4は、彼女とデートをしていた。


自分の誕生日当日には会うことができなかったので、そのお祝いもしてもらった。


デートといっても街をぶらついたり、お茶して食事するくらいのものだが、それがいつものデートで、幸せだった。


夕食は、彼女が予約してくれた店にいき、コース料理を食べた。


病気で休みがちだった彼女は、お金が厳しいから、プレゼントは、また今度にして。と、言っていたが、プレゼントなんて無くても幸せだった…


食事も終わり、デザートを食べていると彼女から思いつめたように話をされた…


それは、治療が思うように上手く言ってなく、医者から、このままだと余命2年と言われた。ということだった…


彼女は、それでも治療し、完治させる気持ちだったが、もしものことも考え、僕と別れる方が良いのでは?と、自分のことよりも僕のことを考えていた…


そこまで、思い詰めさせてしまったことに、申し訳ない気持ちになる…

当然、別れるつもりもないし、まだまだ一緒にいようと約束し、完治させる気持ちだった。


その場で、彼女の気持ちを切り替える思いもあり、旅行の約束をする。

療治も兼ね、温泉に決めた。

それから、旅行の話をいっぱいし、場所や日程は、旅行会社に後日行き、決めようと話していた。そのときは、本当にワクワクし、二人とも楽しみでしかたがなかった。


ただ、残念なことに、この旅行に行くことはなかった…


あと2年と言っていたのに、この2ヶ月後に彼女は、いなくなってしまったから…


いままで心の中だけに留めていたことだけに、思い起こすとやはり辛いものがある。