彼女がいなくなって初めての誕生日

2/25は自分の誕生日。


今年から彼女がいない。

去年までは、誕生日の日付が変わると彼女からメールが来て、誰よりも一番に祝ってくれていた。


今年、24日の夜から25日に日付が変わる


当然、彼女から連絡は来ない…

どうしようもない気持ちになる…

去年もらったメールを読み返し、また涙する…

そのメールには、「素敵な良い年でありますように。」と書いてある。

そのときは、普通に幸せを感じていたが、結果、彼女を失う辛い年になってしまった。


誕生日当日は、やはり彼女に会いたいので、朝からお墓まいりに向かった。

花を添え、お墓の前でいつものように近況報告をする。


これで彼女と年の差が一歳開いてしまった…これからは毎年一つずつ歳が開いてしまうのかと、改めて辛く感じてしまった。


誕生日から2日経ったが、まだ心がザワザワしている…

来月になれば少し落ち着くかなぁ…

一番辛い日とは…

いままで生きてきて一番辛い日を、ふと考える…


きっと彼女を失ったことが一番辛いのは、間違いないのだか、それは、彼女が亡くなった日?それとも納棺式の日?告別式の日?

どれも順位なんてつけれない程、全てが辛い日だった…


もしかすると、一番辛い日というのは、彼女が亡くなった日から、いまも続いてるのかも知れない…

バレンタイン

今週14日は、バレンタインデーだった。


今年から単純に楽しみのない普通の日に成り下がってしまった…

まさか去年貰ったのが、最後になるなんて夢にも思わなかったから…


去年貰ったチョコ、GODIVAだった。

貰ったときに、こんな高いの大丈夫?って、すぐに言ってしまった。


当時、彼女は、治療費や、病気がちで仕事も休んでたから、収入が減っていた。

きっと奮発したに違いない…でもその気持ちも含めて嬉しかった。


とは、いえ手作りも体力的に辛かったのだろう…。



貰ってすごく嬉しく、すぐに食べてしまったが、今思えば、もっと大切に食べれば良かったなぁ…