命日

昨日(5/8)は、彼女の命日だった・・・


前日の夜からすでに落ち込んでいたが、やはり当日も辛いというか、どういう感情を出してよいのか解らない状態となっていた。。


彼女が亡くなったのが、20:19。。

その日は、仕事が終わって、入院していたので、お見舞いに行く予定だった。

18:00に仕事が終わり、電車に乗って病院がある池袋まで向かう途中、彼女のお姉さんから

「血圧が下がり、危険な状態」と連絡をいただいた。


そのメールを見た瞬間、「いったい何を言っているのか、全く理解ができなかった」。

当然、その日はお見舞いに行き、彼女の様子を見るだけだと思っていたので、そんな突然に容体が悪化するなんて夢にも思っていなかったから・・・


池袋駅につき、そのままタクシーに乗り、病院に向かう。

約20分くらいの時間だったが、恐ろしく長い時間に感じた。

あとは、いま考えてもその時、何を考えていたのか思い出せないが、とにかく「彼女に会いたい」「彼女がいなくなるのは嫌だ」ということだけは覚えている。


病院につき、病室に着くと、彼女はすでに危篤状態だった。

多分、僕のことも認識できていなかったと思う。。

ただ自分にできることは、彼女のそばにいてあげることだけだった。

彼女の手を握り、ずっと見つめ、見守っていた。


その間、彼女の家族も周りで見守っていたが、息苦しそうにしている彼女の姿を見ているだけで、すでに涙が止まらず、頭はパニックになっていた。

どれくらいの時間が経ったろう。。段々と彼女の容体も変化し、20:19に彼女は旅立ちました。。

最期まで僕は、彼女の手を握り、彼女を見つめていた。。

今思えば、最期を看取ることができたのは、幸せだったと思う・・それでもあんな思いは、もうしたくないくらい辛い出来事には変わりない。。


そんなことを思いながら昨日は、「この時間、彼女はいたんだよな・・・」とか考え、仕事が終わった後、お墓参りに向かった。

やはり、先日の一周忌では涙があまり出なかったが、今回は涙が溢れてしまった。。。


もう一年経ってしまったことが信じられず。

彼女がいなくなって一年という月日が恐ろしく感じてしまった・・・